Solution グリーンネットの参加型「育成・体験」ソリューション
企業が抱える障がい者雇用の課題
企業が健康経営や健康優良法人を目指す上で、従業員の健康管理を経営の一環として積極的に取り組むことが求められていますが、この中で、障害者雇用も重要な要素です。
日本では、障害者雇用促進法により、障害者雇用率が2.5%と定められ、2027年には2.7%に引き上げられる予定です。
一方で、厚生労働省が発表した2024年の民間企業における障害者雇用状況の集計結果は46%で、かつ前年比を4ポイント下がる結果となりました。
この結果は、企業が障害者雇用において直面している主な課題が浮き彫りになった形で、なかなか解決に至らないのは下記の主な事情が考えられます。
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障害者雇用促進法に対応できていない…
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障がい者にどのような仕事を任せればよいのかわからない…
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離職率が高く、雇用しても定着しない…
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職場全体で障がい者に対する理解が不足している…
「オフィス・室内と屋外の緑化」で障害者の活躍の場を創出
当社には、独自に長年に渡り培ってきた「ハイドロカルチャー」の技術を基盤とした、栽培設備と植物生産・維持管理のノウハウがあります。これらは、従来の土栽培などに比べてマニュアル化されており、障がい者の方々の作業が、比較的に簡単に取り組むことができます。みどりに関わる仕事を障がい者の方々が行い、みどりと潤いのある空間の中で、従業員全員が心地よく働ける環境を作り出すことが出来るのです。

Structure 障がい者雇用創出サービスのしくみ
植物についての豊富な知見と障がい者雇用のノウハウで
価値のある雇用を生み出す
当社の栽培設備とマニュアル・サポートにより、障がい者の方でも作業が可能で失敗の無い栽培を実現します。自身が植物の育成に携わり、地産地消をメインに植物を育てていきます。
また、育てる植物は、室内や屋外等、設置する場所や目的に合わせ、観葉植物から花野菜・ハーブ類まで、幅広いプランの中から、最適なものをお選びいただきます。
障がい者の方が栽培することで、みどりを、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚といった五感で感じながら仕事ができます。
出来上がった緑化空間は、視覚、味覚などの五感を刺激することで、全従業員のリラックス環境を生み出します。

マニュアルや指導に沿って、幼い植物を環境の整った専用の設備に入れ、育苗を行います。栽培記録をとり、不具合等はアドバイスを参考に対応します。花野菜などの育苗については、提携施設で行い希望先へお届けすることで、このプロセスを簡略化する事もできます。

育苗が完了した苗は、育苗棚からみどりスタックへ移し、さらに大きく、見た目にも楽しめるように育てていきます。
また、みどりスタックでさらに大きく育ったものは、必要な部分を収穫していきます。

植物の品種や用途により消費、活用していきます。例えば、エディブルフラワーや野菜・ハーブ類は食用に利用します。観葉植物であれば、壁面緑化等に用い施設全体の緑量を増やたりメンテナンス、又はノベルティなどに活用します
Feature 障がい者雇用創出サービスの特長
障がい者の取組が全従業員に共有される
ダイバーシティとインクルージョンが
健康経営につながる活動
障害者雇用は単にそれ自体ができればよい、法定雇用率を達成すればよいというものではなく、健康経営の取組ひいては共生社会の実現に向けて包括的に捉える必要があります。
当社では、障害者雇用を進めることで職場のメンタルヘルス環境が改善され、従業員全体の健康維持・増進や生活の質(QOL)に還元されるエビデンス(実証的根拠)をとりいれています。また、障害者雇用を通じて多様性(ダイバーシティ)を受け入れる企業文化が醸成されることを目指します。
Feature1
障害者雇用に詳しい
コンサルタントが支援

障がいの種類や就労環境、法律、助成金や合理的配慮等、幅広い知識と長年の経験を持ったコンサルタントが支援します。
Feature2
確かな緑化の知見と
豊富な実績

ヨーロッパで誕生したハイドロカルチャーという栽培方法を当社が長年の取組の中で、様々な種類の植物を最適化させ管理できるノウハウを蓄積しています。
Feature3
企業の緑化に最適な
ユニットを豊富にご用意

工事が不要で、簡単に配送、設置できるユニットを新たに開発しました。子お客様のニーズに応じてユニットを組み合わせてサービスを提供することができます。
Feature4 再現性を高めるマニュアルとフォロー体制

各作業工程に応じたマニュアルと、生育状況を記録・共有できるアプリケーションを用意し、オンライン・オフライン等、状況に応じて適切な栽培支援を行います。
Use Case 活用ケース
障がい者雇用創出サービスの活用ケース
Case1 特例子会社

障害者雇用を含めた全従業員がともに働く職場環境へ
課題
みんなと同じ場所や環境で働けない。
離職率が高い。
解決
障がい者が植物を育成する過程で、五感を刺激し心身の改善効果が生まれると共に、会社全体の環境を緑に改善する事で、従業員全体の取り組みへ還元されます。
Case2 障がい者を雇用したことが無い企業

障がい者の雇用が、目に見える企業価値の向上へ
課題
自社の業務が、障がい者に対応できるかどうかわからない。漠然とした雇用に対する不安。
解決
雇用のステップアップになるコンサルティングを行い、段階的に障がい者雇用を実現できるサポートを行います。
Case3 障がい者を雇用しているが雇用率を達成できていない企業

価値を高め、収益性を高める取り組みへ
課題
障がい者に適した仕事を見つけることや、適切な部署に配置することが難しい。
解決
障がい者に適した仕事を見つけることや、適切な部署に配置することが難しい。
Flow 導入の流れ
障がい者雇用創出サービスの導入の流れ
STEP1
ご相談
お客様のご希望や要望に合わせ、作業者の人数や時間、緑化設備の設置場所や植物の活用方法についてお打合せします。

STEP2
現場調査
緑化設備の設置場所について、画像・図面などで確認します。

STEP3
設備設置
ご指定の日に設置に伺います。また、予めお伺いした植物にに合わせご希望に合わせ必要な資材類も準備します。

STEP4
栽培・育成管理
マニュアルや指導にに沿って、挿し木や育苗を開始しします。
栽培記録をとり、必要に応じて、アドバイスを受け対応を検討します。

STEP5
収獲
育苗であれば、みどりスタックへ移し、さらに大きく育てます。
みどりスタックで大きく育ったものは、必要な部分を収穫します。

STEP6
活用・消費
植物の品種や用途により消費、活用していきます。例えば、エディブルフラワーや野菜・ハーブ類は食用に利用します。
観葉植物であれば、壁面緑化等に用い施設全体の緑量を増やたりメンテナンス、又はノベルティなどに活用します。

FAQ よくあるご質問
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緑化システム自体は在庫状況によりますが、最短で1か月程度です。
ただし、他のソリューションなどを組み合わせて導入をご検討される場合は、別途お打合せや準備なども必要になってきますので、3か月程度になります。 -
エディブルフラワー・野菜・ハーブと観葉植物が生産できますが、エディブルフラワー・野菜・ハーブと観葉植物では育成条件が若干変わってきます。
特に照明については、花野菜ハーブの方が高い照度を必要とするため、LED照明の仕様が変わります。また、育苗から成品になるまでの成長速度や収穫適期、収穫量などもエディブルフラワー・野菜・ハーブの方が早くなり、その分作業量も多くなります。 -
相談はオンラインだけではなく、ご希望に応じてスタッフを派遣することも可能です。どのような条件や内容で対応するかについては、別途お打合せが必要となります。